

2009/05/25 (Mon)
ニッソーサービスを卒業して、取引先企業様で活躍することになった社員にインタビュー。
第3回は『その仕事の目的は何か?』
お話をうかがったのは、第1技術課で5年間、エンジン適合業務に携わったSさんです。
エンジン適合とは、開発途中のエンジンを試作して、実際に回して試験を行うことで、
稼動に必要な、空気や燃料、点火について、適正な値や仕様を決定していく業務です。
実車で行う場合もありますし、台上といいエンジンだけを実際の稼動状態にする試験もあります。
Sさんはこの仕事で、試験結果の分析や、試験のプランニングなどを担当されてきました。
そのSさんが、まず一番大事にしていることが
『その仕事の目的、PDCAのP』とのこと。
たしかに大事なことですが、その理由を尋ねてみました。
例えば一つの試験を行う場合。
試験ではエンジンを一定条件で稼動させ、数値を記録していきます。
結果として数値データの報告がまとまります。
ただ、この報告=目的ではないのです。
試験でも仕事でも、それを行う目的が必ずあるはずです。
それを理解して仕事に取り組むことで、例えば不具合や異状に気付く精度が上がります。
また、試験を行う試験課の方にも試験内容を的確に説明することが出来ます。
目的を理解して、共有することは、業務のクオリティに影響するそうです。
新人の頃のお話もうかがうと、やはり最初の頃は
『先輩に言われたからその試験をする』ということもあったといいます。
その時は、言われた通りにはやれるし、完了すれば問題はないのですが...
自分が理解できていないので、不具合が出た場合にどうすればいいのかわからない。
何をやっててどうしたいのか、周りにも伝わらないので、周りも助けられない。
更に、試験結果が、○なのか×なのかも判断できない。
と、仕事ができる、とは言いがたい結果になってしまったそうです。
また、仕事は、経験することで、自分自身の成長にも繋がります。
この成長の度合いも、やはり目的の理解度合いで変わってきます。
一つの仕事での経験が、次の仕事で活かされることがあります。
それが、成長といえる部分なのですが、
目的を理解しているかどうかで、その仕事への意識も変わるし、経験できることも変わりますね。
PDCAの最初のPには目的が大きく関わります。
ここを押さえておかないと、あとに続くDCAにも影響する。
そして自分自身がその仕事を通じて得られたものも、少なくなってしまう。
だから、目的を意識して欲しい。
Sさんはとても穏やかな口数の少ないタイプ。
それだけに、重みを感じるお話でした。
15:/14
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