

2009/10/08 (Thu)
最初は、『年末調整ってなに?』ということから。
今回は、今年入社の新卒社員、Mさんに聞いてみました。
はい、回答オープン!ばばんっ。
うーん、50点、かなあ。
だって、確定申告ってわかってる?
『・・・・』
『・・・・・』
ってなるでしょ?普通っ!
だって、普通に、会社員していたら、知らなくてもあんまり困らないしね。
というわけで、もう少しわかりやすくいきましょう。
年末調整とは、
『1年間のあなたの所得税金額を確定して調整する仕組み』
です。
ちょっとピンとこないので、わかりやすく説明していきましょう。
まず、なぜ、そんな仕組みが必要なのか?
それは所得税の徴収方法 (簡単に言うと取られ方、天引き方法) に理由があるのです。
所得税は年収に応じて金額が決まります。
ここで疑問。
『でも、年収って、1年間働いてみないとわかんないんじゃ・・・?』
『だって、残業だってあるかもだし、途中でお給料だって変わるかもだし、ボーナスだって出てみないとわからないですよね?』
『なのに、給与明細には「所得税」って書かれて毎月引かれているんですけど・・・?』
その通り!
所得税は毎月のお給料から天引きされていますね。
ちなみに当社の給与明細ではココの部分ですよ~。
『年収がわからないのに、どうやってその金額が決まっているんですか?』
実は、『1ヶ月●●円なら、年収は大体**円くらいでしょう、だから今月は▲▲円を徴収ね』と、
暫定的に所得税の金額を決めた表があるんです。
これは国税庁が決めていて、企業の給与担当者はその表を基にして給与から所得税を天引きしています。
その後、会社は、天引きした社員の所得税をまとめて国に納めています。(これ、毎月やってます)
『でもわたしの残業時間なんて、国税庁はわからなくないですか?
なのに、毎月引かれて、合計でちゃんと正しくなるんですか?』
そう、だから、年間の所得が決定する12月に『年末調整』という作業で、
1年間分の年収と所得税を再計算して、調整するんです。
一般的な方だと、
1月~11月まで納めた所得税の合計と決定した所得税を照合すると、
少し納め過ぎになるような仕組みなので、
12月のお給料で納め過ぎた分が返金(これを還付といいます)されることが普通です。
ですから、たいていは12月の給与明細の所得税欄に『マイナス』で表示されて、
還付金額が載ることになります。
こうして、年収にあわせた税金が、年トータルでは、正しく徴収される仕組みになっています。
大切なのは、ここで年末調整をされなければ、税金の払いすぎになってしまう可能性があるってこと。
例えば、11月で会社を辞めました、みたいな場合は年末調整が受けられませんから、要注意。
知らずにいると納め過ぎになったままになっちゃうことがあります。
(注)年末調整を受けなかった、または受けたけど再計算が必要な場合は、
確定申告で調整することが可能です。
『所得税は、年収に応じて決まる。だから、1月~12月で最後に再計算するんですね』
そう、それが年末調整なんです。
9:/50
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